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by juin1976
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ブライダルシーズン・ウェルカムリース


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ただいま結婚式のウェルカムリース納品から戻りました。

ゲストの方をまず初めにお迎えするレセプションの装飾
新婦様のこだわりからこのリースだけは是非にとご依頼をいただきました。
とても嬉しいお言葉でした。

第一のご希望としては後にドライになって式後も飾れる
グリーンの紫陽花のリース=アナベルのリースだったのですが
グリーンのアナベルは初秋1ヶ月ほどしか出回らないもので
お花の時期と挙式日が完全にずれていました。
そこでアンティーク紫陽花をご提案させていただいたのですが
実はこのアンティークな紫陽花もこの5・6月だけは姿を消してしまうのです
今はまさにフレッシュな紫陽花の季節ですから。

失敗は許されない結婚式
安全策をとろうとすればお断りするところなのですが
新郎新婦様にとっては一生に一度のお式
しかもこちらのお2人は1年以上も前から大切にお式の準備をされていて
その中でお話をいただいていたのです。
とても幸せそうにご準備をされている様子を拝見して
絶対に想いをかなえてあげたい!と感じました。
そうしてアナベルよりは可能性があると判断しアンティーク紫陽花にかけたのです。

とはいえ入荷が困難な状況はあらかじめわかっており
卸さんにも前々からお願いをして(無理を言って)
自分でも苗屋さんを下見をしたりとあらゆる状況を考えていました。
しかしながら大きなリースを作る分の紫陽花の量からすると
最終的には卸さんにおまかせするしかありません。
なんとかリースを作る分、紫陽花が集まりますようにと祈る中
昨日、綺麗な紫陽花が届いた時には少し感動しました。
富山から、東京から、オランダからあらゆる手を尽くして集めていただきました。
ほんとうに貴重な紫陽花 感謝です。

無事に紫陽花が届いて、あとはどうリースに仕立てるか...。
新郎新婦様の想い
大変なご苦労をして集めていただいた紫陽花を目の前に
プレッシャーを感じて心臓がどきどきします。
結婚式の装花はブーケでも、ウェルカムフラワーでも、会場装飾でも
小さなものひとつだけでも未だにとても緊張しています。
(たぶん顔色も悪くなっているくらいに笑)
慣れることなく結婚式の仕事に向き合えるのは
一つ一つの仕事を大切に重く受け止めている証拠かな?
と大変だけれど悪いことではないのかもしれないと
最近では感じていますが。

ともあれ 紫陽花をどうリースに仕立てるか
新婦様がご自身で書かれたカリグラフィの文字に合わせ
かなりの大きさになるリース。
せっかくの大きさですから紫陽花も大きな房を大胆に
1房1房をそのまま使用してリースに仕立てました。
挿し直しもなく集中して挿すことがきてよかったです。

本来涼しい日陰の場所に咲き、水が大好きな紫陽花
実はアレンジとして室内に飾るのに向いているお花ではありません。
張りのあるアンティーク紫陽花といえども
くたんと元気がなくなってしまう可能性もあります。
日の光もまぶしい5月の末 受付時に良い状態で見ていただくには
当日製作・当日納品は絶対条件でした。
ぎりぎりに製作することはリスクを考えると避けたいところですが
何より大切なのはその場で一番綺麗に見ていただくこと。
朝から早起きして作りました。

そうして納品に向かったわけですが、
結婚式の会場ではそれこそ失敗のないように、納品物は前日までの納品が規則です。
前日の夜、気温の下がった頃に納品することも考えましたが
1日の間にお花の状態がどう変わってしまうのか判断できない季節に差し掛かっていたので
(またまた無理を言って)当日ぎりぎりの時間に納品させていただきました。
式場の方にも感謝です。
普段はおそらく外部の人が入ってはいけないところ
自ら行ってセッティングさせていただきました。

と、書いている間にレセプション開始の時間が近づきつつあるようです。
何よりも新郎新婦様にとってこの上なくすばらしい一日になりますように。
微力ながらお手伝いができて本当に嬉しかったです。
ありがとうございます。
末永くお幸せに!

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by juin1976 | 2010-05-22 14:26 | アトリエの様子